会社ロゴ
お問い合わせ Facebook

情報の信ぴょう性

 すべての情報に誰でも自由にアクセスできる現代にあって、ロシアによるウクライナ侵攻という信じられない状況が発生しました。そしてロシア国民は、ロシア軍がネオナチスであるウクライナ政権から国民を開放している、という政府のプロパガンダに洗脳されていることは、皆様がご存じの通りです。しかし、どうやってこのような状況を作ることができたのでしょうか?

 ネットを検索していると、興味深い記事を発見しました。まだ新型コロナ問題が大きくなる前の2019年12月27日に発行されたフォーブスジャパン誌に、ロシアが「インターネット遮断実験」に成功と報じたことが取り上げられています。海外からの情報流通を遮断してインターネット鎖国とすることで、国民が勝手に海外からの情報を得ることを防ぐ準備を行っていたのです。こうしてみると今回のウクライナ侵攻は相当以前から周到に計画されていたようです。

ところでこのような情報コントロールはロシアだけの問題ではありません。新型コロナワクチンの危険性を伝える学術情報がフェイスブックやユーチューブに投稿されると、データが次々に消去されるという状況がつい先ごろまであったことは、知る人ぞ知る事実です。これは、ワクチン接種を推進したい政府による介入かと筆者は思っていましたが、現実はSNSを運営する巨大IT企業の本社で行われていたようで、誰が何の目的で情報操作をしたのか真相は今も闇の中です。

 政府や巨大IT企業の思惑によって情報コントロールがなされる現代は、正しい情報を得ることに細心の注意を払っていないと、簡単に洗脳されてしまう危険な時代です。マスコミの情報は信用できないと言っていた人が、ネットニュースやSNSから伝わる情報に流されている場合が多々あります。インターネットからの情報であっても、与えられる情報を鵜呑みにせず、自ら検索して得られた情報と比較することで、情報の信ぴょう性を確認することができます。

与えられた情報を常に疑ってかかり、自ら情報を取りに行く姿勢、これが今の情報社会ではますます大切になっているのではないかと思います。